推し主演の映画について(宣伝・見所)
2021年2月3日、映画「1〇月の女の子」のDVDが発売する。BDではない。
価格は3760円(税込)
この映画は2020年8月15日に池袋の映画館で上映開始したインディーズ(要はマイナー映画)である。
推しが主演ということで、勿論最速で見に行き、色々と感想を得た。
見たいという全国のars推しの声は叶わず、京都、福岡、栃木程度で上映が止まってしまった映画である。
しかし、この映画は
マイナー映画は2週間程度で入れ替わり上映終了するというルールを破壊し、10月頃までの約3ヶ月も上映が続いた人気作である(マイナー映画の中で)
いわゆるロングランというらしい。
こんな推しが主演の映画、全ars推しは見るべきなのでは?見るしかねえな?となりがちだが、
微妙な落とし穴もあるのだ。
そんな映画について、深刻なネタバレにならない程度に語っていく。
まずこの映画、主演はあの推しであるが
主演なのに登場時間が前半20分程度しか無いのだ(後半も一瞬一瞬はある)
主演とは?となる。私ももちろん初見で思った。評価に困った。
まあ推しが忙しいのはいつもの事。
スケジュールが…と、長くなるのでとりあえず次へ。
この映画は主演が実質3人であり、
タイトルのポスターに居る3人がメインということなのでarsが居なくてもセーフという事にされてしまうのだ。
は?クソ映画か?と思うかもしれないが
落ち着いて欲しい。悪くは無い。
6回も見た。だから一旦聞いて欲しい。
この映画は主役の穴守一穂(ars)と
巫女ちゃん(うろ覚えなので適当)の2人の切ない優しめの友情(百合)を描いた物語である。
えっちではない。
途中から推しの出番は一気になくなるが、一穂ちゃんは消えないのだ。
この映画は地味にSF的な内容で
平行世界に主人公が迷い込む
という話なのだ。
????となるとは思うがそういう事なのだ
一穂の親友巫女ちゃんはあらすじ程度で病気により亡くなってしまい、巫女ちゃんの居ない世界に耐えられなくなった一穂ちゃんは、謎の転校生をきっかけに平行世界に迷い込んでしまうのだ。
平行世界に迷い込んだ後、一穂ちゃんの姿は別の女優になる。というか別の子としてその世界に存在する。
そんな迷い込んだ謎の世界で巫女ちゃんに出会った一穂は…
といったような内容。
この映画は舞台がモチーフらしく、まあそんなこんなで映画化した。
とりあえずこんな理由で推しの出番は思ったより無い。
だから推しに執着しないで見てほしい。
注意する点はそこだけ。
内容としては1回で理解するのはちょっと難しいかもしれない。
けど良い内容だと思う。
このコロナ禍で人間の醜さとかに疲れきった人にはオススメ。
8月頃は精神的にもかなり参っていたが、
この映画でなんとか救われて生きていた。
それ程に良いと言える。
苦しいけど頑張ろうと思える。
終盤はボロ泣きした。尊い。
良いぞ…
何回も見てくれるならモブにも注目して欲しい。
異世界で同じモブが登場するが、性格に変化があって、はえ〜この子こんなんなってまうんや…って楽しみ方が出来る(意味不明)
とりあえず主演は推しだ。
決めるとこはキメてくれる。
声優やってたからこんなとこ声綺麗でええやんけ!ともなる
そんなこの映画、どうか心が疲れてるなら見て欲しい。
しかしこの映画のヒットのきっかけは
舞台挨拶ラッシュである。
ことある事にキャストを舞台挨拶に呼び、そのオタクをごっそり集める。
単純に内容が良かったのもあるかもしれないが、ちょっと露骨だった。
このヒットで監督は次の映画をノリノリで制作しているが、arsが出ない以上そのノリノリは崩壊する。
僕は見ませんね。
でもこの映画は良かった。
勧めたいけどこんな地雷がある。
中々言い難いがオタクにとっては大事なポイント。
円盤も安めだが、このご時世なので購入は強いない。
どうか、ご参考までに。
主題歌がサブスク配信してるので浸りやすかった。
この映画はお手紙でベタ褒めさせて頂く。
お疲れ様です。